3800.2017年10月8日(日) 六大学野球東大、法政を連破して勝ち点

 明後日総選挙の公示が行われるが、メディアを通して各党の政策論争が交わされる中で、他党への理不尽な攻撃や、揚げ足取りやらで、幾分泥試合めいてきた。加えて「希望の党」の立ち上げで新党に合流すると言われている民進党議員は、踏み絵を踏ませるような憲法改正や安保関連法への同意を求める手法を強いられている。この嫌がらせのような踏み絵を前に元々確たる信念に欠ける彼らは浮足立っている。民進党時代には、憲法改正反対の仮面を被っていたが、本心では賛成の党員は新党に参加するか、或いは憲法改正反対論者はそのまま民進党に残るか、枝野民進党代表代行が起ち上げた「立憲民主党」へ加わるか、岐路に立たされている。この動きを見ても民進党という野党第1党というのは呉越同舟集団だったことが分かる。党内がまとまらなかったわけである。希望の党、民進党、日本維新の会などの間では密かに裏取引が行われているようで、総選挙後本当に選挙公約で国民に約束したことが実行出来るのか甚だ疑問である。

 今日も日本記者クラブで、8党の代表が顔を揃えて記者会見が行われた。その中で「希望の党」代表の小池都知事、及び志位共産党委員長が安倍首相に対して、森友学園、加計学園問題の不透明さを指摘、追及したが、首相ははぐらかすように反省すべき点はあったが、国会で丁寧に説明してきたと応えていたが、反省の気持ちがまったく見られなかった。投票までまだ若干時間はあるが、これから各党とも正念場の戦いとなる。どの党が主導権を取るにせよ、国内外の厳しい情勢を考慮し、真面目で国民を裏切らない政策をしっかり実行してもらいたいものである。

 さて、今日びっくりさせられたのは、東京六大学野球秋季リーグ戦の法政対東大2回戦で東大が昨日に続き法政に勝ち、勝ち点を挙げたことである。東大が勝ち点を挙げたのは、実に15年ぶりである。法政に連勝したのは89年ぶりだという。かつて2010~15年にかけて東大は94連敗を喫して万年最下位だった。だが、今季はすでに慶應から1勝を挙げている。うまくすると20年ぶりに最下位脱出の可能性がある。嬉しいのは、東大のエース宮台康平投手が母校・湘南高の後輩で、連投して勝ち点獲得に貢献したことである。もうひとつ今日の殊勲甲は、慶應の岩見選手が5試合連続ホームランを放ち、従来の連盟記録を更新したことである。

2017年10月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com